ネコ追跡プロジェクト飼いネコたちが普段、どこまで出かけているかをご存知でしょうか。
オーストラリア南部では、飼いネコにGPSをつけて行動を追跡するというプロジェクトが実施されてきました。

(参考: Cat Tracker, “http://www.discoverycircle.org.au/projects/cat-tracker/”)
(参考: Cat tracking exposes secret feline adventures – Central Tablelands Local Land Services, “http://centraltablelands.lls.nsw.gov.au/resource-hub/media-releases/2016/cat-tracking-exposes-secret-feline-adventures”)

2016年にも、オーストラリア政府が南オーストラリア大学の研究を受け、最大10日に渡り14頭のネコを観察するプロジェクトを行いました。こちらは、飼いネコの行動範囲を飼い主さんたちに知ってもらうことで、彼らが生態系に及ぼす影響を考えてもらおうというものでした。

さて、気だるげで眠ってばかりいるネコ達。半外飼いでも自宅近くをうろついているだけのような気もしますが……。はたして、彼らはどれほど遠くまで出かけているのでしょうか。

近距離タイプ

航空写真上で確認してみると、軌跡は一頭一頭違っていて、ネコらしく個性豊かです。まずは、自宅周辺がお気に入りなのか、半径30m程の範囲から出ないもの、60m程をくまなく回るものはよく見られます。

また、少なくないケースで少し離れた「お気に入りの場所」が見受けられます。基本的には飼われている家の周りをうろうろとしているものの、突然(?)郊外の森や隣町まで出かけて行っている様子です。

猫 移動距離

中距離タイプ

多くはないものの、確かに遠出している個体もいます。中には自宅から500mも離れた畑と往復しているものも。何をしているのかはわかりませんが、こちらもお気に入りの場所なのかもしれません。

最大距離は3km!

そして、自宅から3000mも離れた裏山まで遠出していた個体も。このネコの飼い主さんは、てっきり裏庭かそこらでもうろついているんだろうと思っていたそうです。

だいぶ驚いた様子で、「朝はもっと遅くまで家から出さない、夜はもっと早く入れてやるようにしたい、周りの人にも伝えていく」とのことです。プロジェクトの目的は果たされたと言えるでしょう。

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まとめ

個性にもよるはずですが、飼いネコといえど少なくともちょっとした旅行に行ける能力はありそうです。事故や喧嘩、衛生上の問題など、遠出には不安な面があります。日本では完全室内飼いのケースも多く事情は異なるでしょうが、こういった試みもあっていいかもしれませんね。きまぐれなネコたちの生態の一つとしてご紹介しました。

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