アオダイショウは全国で見られる大型のヘビで、樹上から地中までいろいろな場所で生活しています。

身近といえるヘビですが、隠れるのもうまく、ネコやカメのようにはなかなか観察できません。彼らは長距離を移動したりするのでしょうか。それともお気に入りの場所から離れないのでしょうか。

基本的には動かない

爬虫類ですからエネルギー節約の達人で、可能なら何日でもじっとしているアオダイショウ。

やはりその行動半径は広くはなく、居心地の良い場所であれば民家や倉庫などに住み着くこともあります。そうなってしまうとネズミなどを狩って暮らし、屋根裏部屋や縁の下で天寿を全うなんてこともあります。

寝てしまってさらに動かない

それどころか、よほど温暖でない限り彼らは冬眠をします。

この間、文字通り移動距離はゼロですね。

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森や水辺なら

とはいっても、彼らは本来半樹上性で、雑木林などを好みます。人家近くであればネズミなどを安定して捕らえられますが、郊外で鳥のヒナや卵などを求めて動き回るとすると、100mや200mでは利かない距離を移動して回ることになるはずです。

アオダイショウ 移動距離

泳ぎも得意なため、池を渡ったり水路や河川をつたって行ったりと、意外に遠出をしている可能性もあります。

また、親戚のクスシヘビでは繁殖期のオスがメスを求めて2kmも移動することもあるそうですから、アオダイショウも生殖のために長距離を移動しているのかもしれません。

まとめ – 垂直方向のことも

われわれ人間はどうしても生き物の移動・分布などを俯瞰で考えてしまいます。

しかしおそらく、樹の梢から水中までを器用に昇り降りするアオダイショウにとっては、行動範囲は立体。考えてみれば、樹冠から地面まで降りてくること自体が立派な移動です。

立体の中でどのように動き回っているのかが興味深いですが……GPSでも測れないはずで、観察は難しいかもしれませんね。

参考: クスシヘビ – Wikipedia, “https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%82%B9%E3%82%B7%E3%83%98%E3%83%93”

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