動物実験に使われている可哀想な印象があります。狭い室内でも飼うことができるため、ペットとして飼う人もいるそうです。
そこで、今回はモルモットの生態に少しでも迫っていきたいと思います。特に、その行動範囲に注目してください。
どれくらい移動するの?
モルモットは、南米にいた野生種を古代インディオが家畜化したと言われています。
体重は700g~1200g、体長は20㎝~25㎝。高温多湿に弱く、限界温度は10℃から30℃。
日本の夏はモルモットには厳しいようです。ケージの床面が32℃を超えると命に危険が及びます。
そのためケージの設置場所は、直射日光の当たらない明るい日陰にしましょう。
ケージの広さは、1頭につき約1.7㎡あったほうがいいです。定期的に散歩をするなら、その半分でも大丈夫です。
とても人懐っこい動物ですが、犬や猫のように躾をすることはできません。
食性は草食。
主に、牧草や野草を食べています。体内でビタミンCを合成できないため、野菜や果物も食べます。
そんなモルモット(ベネズエラに生息する野生種)の移動スピードですが…。
海外の情報によると、約70㎞/時で走ることができます。モルモットは足の速い動物だと言われています。
ほとんどが19.5m/秒で走れるそうです。1分間で約1㎞も移動できる計算になります。
ペットとして飼われた場合と単純に比較はできませんが、参考にされてください。
まとめ
モルモットの体長と飼うのに最適なケージの広さから考えると、頻繁に動き回ることは予測できます。
どれくらいの距離を動くかは定かではありませんが…。
どちらかと言えば、ゆっくりとした動きを想像していたので、意外でした。
興味をもたれた方は、ペットショップをのぞいてみてください。モルモットを眺めるだけでも癒されると思います。