タツノオトシゴという生物を一度は聴いたことがあるのではないでしょか?タツノオトシゴは漢字で書くと、竜の落とし子と書き、トゲウオ目ヨウジウオ科タツノオトシゴ属に分類されている魚になります。

なかなか魚には見えない外見と、オスが育児嚢で卵を保護する繁殖形態が知られている面白い生き物です。

今回はそんなタツノオトシゴについて調べてみました。

特徴

タツノオトシゴの全てが熱帯から温帯の浅い海に生息する海水魚で、一部は汽流域にも進出します。

成魚の大きさは1.4cmと小さいものから、全長なんと35mに達する巨大なものまで差があり、体表の色や突起なども種類によってそれぞれ大きく異なります。

体は鱗が変化した環状の固い甲板に覆われ、そこには凹凸があります。

口は小さいのですが環状の吻が前方に突き出ており、吻の付け根に目があるという感じです。

尻尾は長く、普段は尾を海藻やサンゴなどに巻きつけ体を固定します。

また、ほとんどの魚が前後に伸びた姿勢をとりますが、タツノオトシゴは体を直立させ、頭部が前を向く姿勢をとります。

そしてこの姿が竜や馬の外見に似ているという点から「竜の落とし子」という名前が付けられたそうです。

タツノオトシゴ 移動距離

生息と移動

主に熱帯・温帯域の沿岸の浅い海に生息しています。

種類、個体数ともに多く見られるのは、尾を絡めて身を隠せるものがある岩礁域・サンゴ礁などのある環境になります。

しかし、幾つかの種は流れ藻について外洋を漂うこともあります。

動きに関しては魚の中で非常に遅い部類です。

しかし体表の色や突起が周囲の環境に紛れ込む模擬となっており、海藻の茂みなどに入り込むとなかなか見分けることができません。

よく観察してみると、魚らしくヒレやエラもちゃんとあり、背ビレと胸ビレを使って移動しています。

ただ、あまり泳ぎは上手ではないので、尾ビレのかわりにある尾を海藻などに巻き付けて体を安定させているみたいです。

基本的に長距離移動はありません。

オスメスの判断

タツノオトシゴの雄の腹部には育児嚢という袋があり、ここでメスが生んだ魚を保護して育てます。

タツノオトシゴの表面は凹凸のある甲板だが、育児嚢の表面は滑らかな皮膚になっているので、ここからオスメスの判断をつけることができます。

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まとめ

いかかでしょうか。タツノオトシゴはその竜のような見た目から人気も高い生き物だと思いますが、調べてみるとより面白い魚であることがわかります。水族館などで観測する時間があれば、じっくり見てみましょう。

 

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