以前テレビで初競りの様子が中継されていました。

そこにでんと映ったのは、巨大なマグロでした。

今回は、そのマグロの生態について迫りたいと思います。

特に焦点を当てていくのは「移動距離」についてです。

マグロ 移動距離

マグロはどれくらい泳ぐの?

マグロは全世界で7種類。

クロマグロとミナミマグロは成長するにつれ大回遊するようになります。

分布は北半球と南半球とで完全に分かれています。

キハダとメバチは同じ海域に分布しますが、キハダは表層付近、メバチは中層付近と棲み分けています。ビンチョウは赤道を超える回遊はせず、北半球と南半球の集団はそれぞれ独立しています。

ここからは、国立極地研究所の渡辺氏の調査結果をもとにお伝えします。

同じサイズの普通の魚46種と比較し、次の4つのことが分かりました。

1つ目は、体温の高い魚は2.7倍も速いスピードで泳ぐこと。

2つ目は、年間の回遊距離が2.5倍も長いこと。

3つ目は、遊泳速度が速いものほど回遊距離が長いこと。

4つ目は、体温の高い魚は、遊泳速度においても、回遊距離においても恒温動物に近いこと。

そんなマグロの回遊距離ですが…。

クロマグロは最大で約4,000㎞も泳ぎます。

ミナミマグロは最大で約5,000㎞も!

キハダマグロは最大で約3,000㎞

ビンチョウマグロは最大で約4,000㎞

しかし、それだけ長い距離を泳ぐと体力を消耗します!何かメリットはあるのでしょうか?

渡辺氏の見解を引用します。

「大規模な回遊ができれば、季節的な環境の変化(エサの増減など)に柔軟に対応できるため、

生存に有利にはたらくと考えられます。」

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まとめ

マグロが恒温動物に近いとは、意外な結果にビックリしました!

どのマグロも日本を縦断できるくらいの距離を泳いでいるのですね。

エネルギーを消費しても移動しながら捕食して生きていることが分かりました。

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